トグルボタンは普通のボタンと違い、「押している状態」と「押していない状態」を区別することができます。
ON/OFFスイッチなどがまさにトグルボタンです。
# -*- coding: UTF-8 -*-
import wx
def click(event):
if button.GetValue():
button.SetLabel(u'スイッチON')
else:
button.SetLabel(u'スイッチOFF')
application = wx.App()
frame = wx.Frame(None, wx.ID_ANY, u"タイトル", size=(300,200))
p = wx.Panel(frame, wx.ID_ANY)
# ToggleButton
button = wx.ToggleButton(p, wx.ID_ANY, u'ボタン')
button.Bind(wx.EVT_TOGGLEBUTTON, click)
layout = wx.BoxSizer(wx.VERTICAL)
layout.Add(button)
p.SetSizer(layout)
frame.Show()
application.MainLoop()
<結果>
上記スクリプト内で、過去に解説した内容については省略致します。
ご確認いただきたい場合は、pythonでGUIツールを作る ~基礎編~をご覧ください。
続いて詳細を見ていきます。
- - - 詳細 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
button = wx.ToggleButton(p, wx.ID_ANY, u'ボタン')
トグルボタンを作成するにはwx.ToggleButtonクラスを使用します。基本的な引数は(親ウィジット、識別子、ボタン上の文字列)です。
使用できる関数はwx.Buttonクラスとほとんど同じです。
トグルボタン用の関数は次の通りです。
# 選択状態を取得する
button.GetValue()
# 選択状態にする
button.SetValue(True)
# 未選択状態にする
button.SetValue(False)
上記スクリプトでは、ボタンをクリックするたびに、ボタンの状態を取得し、その状態に合わせてボタン上の文字列を変えるイベントを設定しています。
wx.Buttonの使い方や関数についてはpythonでGUIツールを作る ~ ボタン ~をご覧ください。
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